受講生の声

●今までにアトリエどみののレッスンを受講された方々が書かれたブログの

 一部を転載します

 

 それぞれのニーズや身体的条件に沿ってレッスンをしますので、1つとして同じ

 内容や反応はあり得ませんが、レッスンのイメージのご参考にどうぞ

 

◆Aさん(西洋楽器の演奏者)

 (※一年半ぶりの個人レッスンです)

 

前回はじっくりと取り組んだことで、長年試行錯誤してもわからなかった

自分に合うカラダの使い方がやっと見つかった感じでした。

しかも レッスンに行かなくなって時間が経っても、まだ進化を続けて

いるのを感じる時がありました。

特別なエクササイズをするのではなく、カラダがよろこぶ心地よい

在りようを知ると、自然にその使い方をカラダ自ら選択することを実感。

今回は、限られた時間で今の自分に必要なカラダの使い方をもう一度

見直すことにしました。

 

これまでの5回は、カラダに焦点を当てたレッスンだった。

先生方お二人は、フェルデンクライス・メソッドをベースにピラティスや

野口整体、その他様々な要素を取り入れて、一人一人違う、その時々にも

変わるカラダに合う方法をとられる。

私がヨガを長年続けているので、ヨガの好きなポーズを基にカラダを使って

みたり。

常にカラダの声に耳を傾ける。カラダが喜ぶことは、どんどん取り入れる。

カラダの声と思考とは別として捉える。

 

そして6回目の今日。トマティス・メソッドを用いたレッスンとなった。

 

             (途中省略 以下同様)

 

最初、モモウォークという椅子の上でお尻歩きをして今日の自分のカラダを

チェック。そして英語のプリントを6行くらい、数回声を出して読む。

 

老眼で読めなかったり、思うようにすらすら言葉が出てこなかったり、発音

悪かったりで突っかかりまくった。

でもだんだん慣れてきたところで、特殊なマイクつきのヘッドフォンを

装着して音読を続ける。

 

なんかザワザワとしたノイズが多く聞こえる。

 

右腕をグルグル回しながら続けることを指示されたら、突っかかることが

減った。なんとなく言葉がスラスラ言いやすい。

 

2回くらい読んでヘッドフォンを外す。

先生と喋る。どう感じるか、質問される。

 

話していて、自分の声が耳障りで、これまで平気だったのに何故か

もの凄く詳細に自分の声が聞こえてしまう。

このままこの聞こえ方をしたら、気が狂いそうなくらい!!

 

そんなことを話す。

今までと聞こえ方がどう変わったか。

 

自分の声というのは、耳から聞こえる気導音だけではなく骨導音も

聴いていること。

日本語は喉を多用する言語なので、骨導音を多く聴いてる傾向が

あることなどを説明される。

 

自分の耳で聴くということは音楽を演奏する際にとても大事なことで、

自分の演奏を聴いているか聴いていないかで音が変わることを知っている

私にとって、自分の声を耳で聴いていないことの意味は良く理解出来た。

 

そんなことを先生に話している途中で、自分の声とカラダが急に変わった

のをもの凄く感じた。

 

声が急に部屋に空気に振動して響いているのが聴こえ、カラダが朝から

詰まっているような重苦しさが消えて、空洞な感じ。

そして頭がグングン上に伸びていく感じ。

 

うわ~~~、なんだこれは?! 

面白いくらい急に変わって、頭痛も胃痛も無くなりカラダがすっきり。

  (注:この日は朝から頭痛と胃痛があったそうです)

 

録音して聴く自分の声って 普段感じている声と違って聴こえて 

あんまり好きではなかったけど、今の声なら嫌じゃないってくらい

声が違う。

              (略)

 

私はそのときの自分の声は、声の形が立体的に見えるみたいに感じ

られて、いつも何気なく喋っていることが全部音として見えてしまう

ことで、気が狂いそうになったのでした。

 

自分の声を骨導音と空導音とバランスよく聴ければいいのでしょうが、

どうやら耳を殆ど使わずに聴いていたことで、カラダの中に音が

詰まっている感じだったようです。

 

 

上手く表現できていないかもしれません。

私の受け止めたイメージはこんな感じです。

 

でも この声の出し方、聴き方をすることで、カラダの感覚もこんなに

違うとわかりました。

自分が演奏する時には確実に耳を使って音を聴く癖がついていますが、

普段の生活では耳の使い方が違っていたのかもしれません。

そして、私にとって演奏する時の耳やカラダの使い方のほうが、

過ごしやすいようです。

 

つまり 演奏している時のカラダの使い方を生活でも活用すれば、

体調も良くなるかもしれない。

人と話していると、私は 相手に 「重い」「疲れる」と言われて

しまうことが何回かあったのですが、もしかしたら話し方も変わる

かもしれない。そんなことを感じました。

 

今日のレッスンで学んだことが、これからどの様に生かされるか?

楽しみになってきました。

 

◆Bさん(ヒーリングスペース主宰)

先日、アトリエ・ドミノを訪れました。

 

          (途中省略、以下同様)

 

どみののレッスンの大きなテーマは「からだの調律」と「耳と声の

調律」。からだにはフェルデンクライスのメソッドを、耳と声には

トマティスのメソッドをメインにしています。

 

『語学のための耳と声』の1日講座に参加しました。

これは語学講座ではなくて、耳を育てるレッスンです。

世界にはさまざまな言語があり、それを使っている国の人たちがいます。

 

まず5つの言語を順番に聞きました。

意味はどれもわかりませんが(英語はまあ少し)、音楽を聞く感覚で!!

音色、イントネーション、語尾の特徴、舌の使い方、呼吸の入れ方など、

どれも違います。言語を音のようにしみじみ聞いたことはないので

驚きました。耳にも好みがあるそうです。

それぞれの土地で使われているのは、気温や環境、食べものや習慣、

そしてその場所の空気の質感に根付いた言語なのでしょう。

空気を通して「耳」に入ってきて「再生」しやすい言語。

 

「耳」を育てることによって、受け入れられる音の幅(言語)は

広がってくるそうです。

耳へのアプローチは、骨格から。

耳はとてもデリケートな器官なのに、結構ないがしろにされがち。

 

足首や膝とかを動かす、いくつかの動作を行ない、骨盤を整えた後で、

もう一度、5つの言語を聞きました。最初とまったく違います。

 

つぎに、簡単な動作で、さらに頭蓋骨も整えました。

そのあと、3回目に聞いたときは、もっともっと違って聞こえました。

(英語はゆっくり聞こえましたし)自分の話す声も響くようになりました。

 

からだを刺激することによって、耳が変わると実感。

外国語を学ぶときは、聞く耳を育てるのが早道かもしれない。

おもしろくて、ためになりました。(来年は英語をがむばってみるかな)

 

ちなみに、最近の若い年代は、「おしり歩き」ができない人が

多いんだとか。和式の生活から洋式の生活に変化して、日本語も

おかしくなってきている、という話にもなりました。

 

             (略)

 

独立したアトリエスペースは床暖房で、栗の木のフローリング。

すべてが贅沢な造り・・・ 

             (以下略)