たかが爪切りではありません!

最近、ご縁のあった「血の道療法」。

なんと平安時代から(!)家伝として伝えられてきた貴重なその知恵を、現代の

生活に取り入れやすいカタチにしてご伝授下さるのは、師範の室谷良子先生。

先生によると、血の道療法は、(重力によって妨げられた)静脈の血液を

速やかにめぐらせるための知恵です。

 

心臓に戻る血液の量を増やすことを 最も大切にしています」なのだそうで、

その方法の一つとして先日教えていただいたのが爪の切り方とお手入れ

方法。 今までは伸びてきて気になったら、何も考えずにパチパチと適当に

切ってサッパリした気でいた。

それが血の道療法の切り方で切っていただいたら、その最中から呼吸は 

深くなり、終わった時には手は軽く温かく、背中は楽になっているという

何とも不思議な体験をした。

 

「たかが爪切りで大げさな!」と思うあなたは、あの驚きと快感をまだ知らない

だけだと声を大にして言いたい。たしかに刺激を受けた指先の血行が良く

なって温かくなるのは当然だと言える。ならば、自分のどの手指のどこが

固くてどこがフニャフニャか、各指の爪はどんな形をしているかを熟知して

いる人はどの位いるだろう?爪の構造とか、爪の下がどうなっているかは

知ってる?

 

私の例でいれば、ほとんどの指が(特に第一関節から先が)外側に向って

ねじれていることや人差し指の爪が左右とも傾いていることに、ごく最近まで

全然気がつかなかった。毎日酷使し何度も見ている(はずの)自分の手に、

こんなに無関心で無責任に生きてきたことを深く反省した次第。

遠位からの微かな刺激の方が(近位からよりも)からだの中心に確実に届く

ことはフェルデンクライス・メソッドで体験済みだったけれど、それが爪からも

出来るとは全く知らずにいた。爪だって自分のからだの一部なのに・・・。

 

というわけで、この頃はつい指先に目が向く。皮膚がガサガサしている原因も

実は爪のゆがみと指先の筋肉のねじれが原因の一つではないか?と疑っても

いる。呼吸との関係については仮説を一つ考えついたが、それは次回に。